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ヤフーとその仲間たちのすごい研修

篠原匡

 

Chapter1 企業に地域課題は解けるか?前代未聞の異業種コラボレーション

・自分自身のことを記した取扱説明書を同じテーブルのメンバーに配り、自分自身を語る”自分トリセツ”。一方、レゴを使ったアクティビティのお題は、「この10年で最も誇れる瞬間をレゴで表現する」だった。

・企業の存在意義が課題解決に伴う付加価値創造だとすれば、顕在化していない課題を自ら設定し、解決策を提示できる人間は決定的に重要だ。

・人材開発と組織開発の2軸で今回のプロジェクトを考えると、美瑛町の課題発見と課題解決は経験学習であり、混成メンバーによるチームづくりは組織開発にあたる。

 

Chapter2 イシューを探せ!登る山の高さをまず決めよう

・エスノグラフィーの際に部外者が陥りがちな罠が5つあるとして(後略)。

○東京目線症候群、現場情報羅列症候群は「板橋区とときがわ町をつなぐ」活動の際に、肝に銘じようと思います。

 

Chapter3 リーダーは誰だ?混成部隊のチームビルディングとは

・プロジェクトチームを編成する際に、ピカピカの優秀な人材ばかりが集まることはあまりない。やる気のある人がいればそうでない人もいるのが現実だ。そういう多様な人材を何とかやりくりしながらゴールを目指していくのがマネジャーの役割であり、マネジメントの本質である。

・つまらない意見を聴くことは苦痛といえば苦痛だが、真の気づきは自分とは異なる思考のなかにある。マイノリティの思考を切り捨てる組織からはイノベーションが生まれるとは思えない。

 

Chapter4 本物の研修を作れ!トレーニングよりラーニング

・成人における学習とは、業務や研修などの経験を振り返り、自分や自分の周囲を変えていくプロセスだと考えています。さまざまな機会で得た経験を内省して、少しでも次の機会に生かしていく。それが大人の成長だと思います。

○中原先生のインタビューより。自分の周囲を変えていけるような成長をしたいものです。

 

Chapter5 その提案はワクワクするか?現場の生声がチームを変える

・「・・・プロジェクトを始める時はクライアントを好きになって、プロジェクトを徹底的に楽しむ。つまらなそうにやっても絶対にいいモノはできませんから」(後略)。

○これは本当にそう!好きになろうとする努力は報われます。

・現場に行き、人に会うのは時間と労力がかかる。そこで得た生声は往々にして自由で、情報を整理するのも一苦労だ。だがその中にこそ、イノベーションにつながるような宝が眠っている。

○接近戦で顧客に答えを教えてもらうこと。

・固定観念の裏側にこそ変革の種がある。

・データにしか語れないことは数多い。だが、ミクロの生声にデータからは見えない事実があるのもまた事実。(中略)虫の目と鳥の目の両方のバランスを取ることが大切なのだろう。

○思いこみであきらめるのではなく、自分の目や耳で確かめること。

 

Chapter6 そして、決戦へ!ほんのりビターな大団円

・町長プレゼンの打ち上げでひとしきり盛り上がった後、すっかり解放感に満たされているタイミングで互いを互いでリフレクションし合うというのは、厳しいと言えば厳しい。だが(中略)振り返って初めて体験が血肉になるのだ。

 

あとがき

・今回のプロジェクトを通して、東京のビジネスリーダーと美瑛のキーパーソンが結びついた。これは極めて大きなことだと思います。もちろん、すぐに成果が生まれるとは限りませんし、偶然に左右される面も大きい。ただ、偶然の一つ前には必然があるものです。

○「偶然の一つ前には必然がある」。励みになり、引き締まる言葉です。

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