非言語メッセージの受発信を意識し、コミュニケーションを円滑にする

「インプロ(即興劇)」を用いた「非言語コミュニケーション研修」

コミュニケーションがすべての物事の土台ですが、コミュニケーションの9割以上が言葉以外の「非言語メッセージ」によって行われると言われています。私、ラーンフォレスト林博之は、10数年の俳優経験を通じ、非言語メッセージの受発信能力を培いました。この非言語メッセージを意識的に扱うコミュニケーション方法を「非言語コミュニケーション」と呼びます。

非言語コミュニケーションとは、相手が言葉では表現しづらい「伝えたいことがあるんだけど...」というサインを受け取る能力です。もし新人や部下・後輩の非言語メッセージを見逃してしまうと、コミュニケーションがうまく取れずに離職の原因になるかもしれません。したがって、部下・後輩の非言語メッセージを受信することは非常に重要です。

また、私たちは無意識のうちにも非言語メッセージを発信しています。意識せずに発信される負の非言語メッセージは、周囲の人々に悪い影響を与える可能性があります。したがって、非言語メッセージの受発信を意識することは円滑な人間関係の維持に不可欠です。

非言語コミュニケーションとは

非言語コミュニケーションは、主に視覚と聴覚を通じて行われます。言葉ではなく感覚を通じて相手の気持ちを読み取り、自分の気持ちを伝えること、つまり直感が必要です。非言語コミュニケーションの理解を深めるためには、直感とフィーリングを養うことが重要です。俳優が行う「インプロワーク」は、この直感とフィーリングを高めるための手法です。

インプロを用いた「非言語コミュニケーション研修」

ラーンフォレスト合同会社では、「演劇的手法・インプロ(即興劇)」を活用した非言語コミュニケーション研修を提供しています。この研修では、参加者が劇的な状況や役割を想像し、瞬時にリアクションすることを通じて、非言語コミュニケーション能力を向上させます。インプロは、リアルタイムでの対話や相互作用を通じて、柔軟性、創造性、自信を育むための効果的なツールです。

インプロとは

インプロとは、英語のインプロヴィゼーション(Improvisation:即興)ということばを省略したものです。

演劇、ダンス、音楽、美術など芸術分野における表現方法の一つです。

近年「即興劇」は、人材教育の手法として注目されています。

シナリオのない日常と同様に、新しい出来事や相手の様々な言動を肯定的に受け入れ、瞬時に反応し、的確に判断するというコミュニケーションにおける学びに満ちたものです。

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インプロ(即興演劇)は、参加者が事前の台本や演出なしで、即座に場面やキャラクターを創り出し、ストーリーを進めていく演劇形式です。インプロの研修は、個人やグループのコミュニケーション能力や創造性を向上させるために利用されます。

参加者は、インプロを通じて次のようなメリットを享受することができます。

コミュニケーション能力の向上

インプロは参加者がリアルタイムで相手との対話や反応を行うことを求めます。そのため、効果的なコミュニケーションスキルの養成に役立ちます。参加者は相手の発言や行動に敏感に反応し、うまく協力してストーリーを進める必要があります。

チームビルディング

インプロは参加者が協力し合い、チームとしての一体感を醸成する機会を提供します。参加者は互いに信頼関係を築き、アイデアを出し合いながら演技を進める必要があります。この過程で、チームビルディングや協力の重要性を実感することができます。

創造性の発揮

インプロでは台本や予め決まった役割がないため、参加者は自らアイデアを出し、創造的な演技を行う必要があります。これにより、創造性や柔軟な思考を養うことができます。また、インプロの練習を通じて、自信を持って自分のアイデアを表現するスキルも向上します。

イエス・アンド

インプロの背後にはいくつかの理論的な枠組みが存在します。その中でも特に有名なのは「イエス・アンド」の原則です。この原則では、参加者は相手の提案やアイデアを受け入れ(イエス)、それに対して自分なりのアイデアを付け加えていく(アンド)ことが求められます。この原則により、参加者は相手のアイデアを否定せずに受け入れ、柔軟な対応をすることでより豊かなストーリーや演技を作り上げることができます。

さらに、インプロは演劇の技術だけでなく、コミュニケーションや人間関係の理解にも基づいています。非言語コミュニケーションや相手の感情を読み取る能力、リスニングスキル、共感力などが重要な要素となります。これらの要素を研修で学ぶことで、参加者は日常生活や仕事の中でより良いコミュニケーションを築くことができるようになります。

インプロの研修は、参加者にとって楽しく学びのある経験となります。即興的な演技を通じて、コミュニケーション能力や創造性を高めることができます。

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「インプロは、心理的に安全な雰囲気のもとで、組織社会化されてしまった個人に、日常を「異化」する機会を提供することである。(中略)こうしたプロセスを通して、「自分たちが、今、置かれている状況」を深く「内省」することが目指されています。(中原淳2012「インプロする組織」)

インプロによる異化の機会は、参加者が現実の役割や制約から解放され、自由な発想や表現を可能にします。これにより、個人の創造性や柔軟性が引き出され、新たなアイデアや解決策が生まれる可能性が高まります。

インプロは、チームビルディングはもとより、リーダーシップ開発にも効果的です。参加者は協調性やコミュニケーション能力を養い、他者との連携や即興的な意思決定に慣れることができます。また、失敗やミスを受け入れるマインドセットも醸成され、チーム全体の成果向上につながります。

このように、インプロは個人の成長や組織の発展に寄与する様々なメリットを持っています。その理論的な背景としては、インプロは演劇の原則や心理学の概念に基づいているということがあります。先に触れた演劇の原則の一つである「イエス・アンド」の考え方は、相手の提案を受け入れ、それに対して積極的に応えることで創造性と連携を促進するものです。

以上のような理論的な背景や具体的なメリットに基づいて、インプロは研修やアプローチとして広く活用されています。

インプロと心理的安全性の関係

インプロの場はそもそもが心理的に安全な場所ですし、そこで心理的安全性を生み出すための経験を積むことで、内省やアンラーニングにつなげていくこともできます。

ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン氏は、インプロが、リーダーシップやチームワーク、学習、創造性にとって有益であることを指摘しています。具体的には、インプロはリスクを取り、失敗を許容し、新しいアイデアを生み出すプロセスを支援することができると述べています。また、インプロはチームワークやコミュニケーションのスキルを改善し、集団で創造的な問題解決を促進することができると指摘しています。また、インプロを通じて、チームメンバーがお互いを支援し、協力して新しいアイデアを生み出すことができる環境を作り出すことができると主張しています。

オンライン画面での非言語メッセージと脳

オンラインでのミーティングが定着する中、私たちの脳は大変な負荷を背負っています。なぜなら、人間の脳は他者の非言語メッセージを自動的に読み取ろうとする傾向がありますが、オンライン画面上ではリアルな距離感やサイズ感が失われ、非言語情報が不足している中でも対面と同じように非言語メッセージを読み取ろうとします。そのため、オンラインミーティングでは対面以上に脳が疲れやすくなるのです。

しかし、私たちは長い歴史の中で非言語情報の取得に慣れてきたため、この習慣は変わりません。ですから、お互いの負担を減らすために、オンライン上でも身振り手振りや話し方、リアクションなどの非言語コミュニケーションに意識を向ける必要があります。具体的には、インプロを学ぶことで非言語メッセージの受発信を円滑にする方法を身につけることができます。

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ちなみに、俳優が研修を行う上でもう一つのメリットがあります。

それは、社会人の皆さんは「俳優の世界は全く知らない世界」だということです。

実際に研修で「俳優から見た事例」をお伝えすると、参加者の皆さんには新鮮に受け止めていただけます。

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非言語メッセージの受発信を意識した、非言語コミュニケーション研修では、「演劇的手法・インプロ(即興劇)」を通じたワークを楽しみながら、非言語メッセージを受発信することの重要性を学んでいただけます。

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「Don’t Think! Feel.(考えるな!感じろ)」という有名な映画のセリフをお借りして、私は非言語コミュニケーションのことを、

「フィーリングコミュニケーション」

と呼ぶことも提唱しています。

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SPトランプ

合わせて、自己の内面を省みるワークとして「SPトランプ」を使用したペアワークもご好評をいただいております。

SPトランプを使用した研修を行うことにより、「自己理解」「他者理解」、つまり「自分のことを知り、相手のことも知る」ことで、コミュニケーションを円滑に行うことができるようになります。

SPトランプを使用し、「4つのタイプ」分析を行うことで、自分にはどのような傾向があるのか?、また相手のタイプを知ることにより、相手がどのように接してほしいのかを知ることができます。

これも、非言語メッセージの受発信を意識した非言語コミュニケーションを理解する上で、重要な要素になります。

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新人をはじめ部下・後輩が成長してくれれば、自分の仕事を任せられるようになり、さらに大事な仕事に取り組むことができるようになります。

ラーンフォレスト合同会社では、【OJTメンター研修・指導員研修】及び非言語メッセージの受発信を意識した【非言語コミュニケーション研修】を通じて、OJTメンター・指導員育成を支援し、職場の風通しを良くしながら、職場一丸となって会社のミッションに向かって行ける、「皆で教える職場風土」を作るお手伝いをしていきたいと願っています。

ラーンフォレストの仕事の進め方について

まずはお話を聴かせてください。

ホームページやブログ等で興味を持っていただけましたら、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

その後、メールや電話でやり取りをさせたいただき、「会って話を聞いてみようかな」と思っていただけましたら、貴社にお伺いして「貴社の状況」や「お考えの研修」についてのインタビューをさせていただきます。

(※zoom等、リモートでも承ります。)

その上で研修のたたき台とお見積もりを提示させていただき、導入の是非をご判断いただきます。

ご興味お持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。