非言語メッセージの受発信を意識した

「 非言語コミュニケーション研修」

私、ラーンフォレスト林博之は10数年の俳優経験があります(上記は林の初出演CMです(笑))

俳優経験から培ったことの一つに、言葉ではない、

【非言語メッセージ】

を読み取る力があります。

対人コミュニケーションでは、相手に与える影響の9割以上は、

【非言語メッセ―ジ】

であるとも言われています。

この非言語メッセージの受発信を意識しながら用いるコミュニケーションは

【非言語コミュニケーション】

と呼ばれています。

非言語コミュニケーションとは?

非言語メッセージの受発信を意識することで、相手が中々言えない、

「伝えたいことがあるんだけど・・・」

というサインを受け止めることができるようになります。

もし新人や部下・後輩の非言語メッセージを受け取れないとどうなるか。

忙しさにかまけて話す機会も作れないまま、やっと会話する時間が取れたと思ったら、

「辞めます」

の一言・・・。

そんなのって、悲しいですよね。

そんな状態になる前に、部下・後輩の声なき声=非言語メッセージを受信することが大事ではないでしょうか。

また、人は無意識のうちにも非言語メッセージを発信しています。

意識もしていないままでは、負の非言語メッセージも「ダダ漏れ」です。

知らない間に、自分の非言語メッセージが周囲の人に悪い影響を与えてしまう危険性もあるのです。

ですから、非言語メッセージの受発信を意識することは、円滑な人間関係を維持するためにはとても重要です。

非言語コミュニケーションは、五感のうち、主に視覚と聴覚を駆使してコミュニケーションを図ります。

言い換えると、言葉よりも感覚を通じて相手の気持ちを読み、こちらの気持ちを伝えます。

つまり、直観が大事。

「言語ではないコミュニケーション」を読むためには、フィーリングが重要だという事です。

その直観・フィーリングを養う方策として、俳優が行う「インプロワーク」があります。

インプロを用いた「非言語コミュニケーション研修」

ラーンフォレスト合同会社では、「演劇的手法・インプロ(即興劇)」のワークを通じて、非言語メッセージを上手に受発信する方法を研修にてお伝えしています。

インプロとは、英語のインプロヴィゼーション(Improvisation:即興)ということばを省略したものです。

演劇、ダンス、音楽、美術など芸術分野における表現方法の一つです。

近年「即興劇」は、人材教育の手法として注目されています。

シナリオのない日常と同様に、新しい出来事や相手の様々な言動を肯定的に受け入れ、瞬時に反応し、的確に判断するというコミュニケーションにおける学びに満ちたものです。

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「インプロは、心理的に安全な雰囲気のもとで、組織社会化されてしまった個人に、日常を「異化」する機会を提供することである。

(中略)こうしたプロセスを通して、「自分たちが、今、置かれている状況」を深く「内省」することが目指されています。(中原淳2012「インプロする組織」)

インプロは機知とも饒舌とも喜劇の才能とも関係がありません。

優れたインプロバイザーというのは、(中略)人の役に立つことをしたい、お返しをしたいという気持ちに心を動かされる人、その衝動に従って行動する人のことです。(パトリシア・R・マドソン2011「スタンフォードインプロバイザー」)

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インプロの場はそもそもが心理的に安全な場所ですし、そこで心理的安全性を生み出すための経験を積むことで、内省やアンラーニングにつなげていくこともできます。

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ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン氏は、インプロが、リーダーシップやチームワーク、学習、創造性にとって有益であることを指摘しています。具体的には、インプロはリスクを取り、失敗を許容し、新しいアイデアを生み出すプロセスを支援することができると述べています。また、インプロはチームワークやコミュニケーションのスキルを改善し、集団で創造的な問題解決を促進することができると指摘しています。また、インプロを通じて、チームメンバーがお互いを支援し、協力して新しいアイデアを生み出すことができる環境を作り出すことができると主張しています。

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そして、俳優が研修を行う上でもう一つのメリットがあります。

それは、社会人の皆さんは「俳優の世界は全く知らない世界」だということです。

実際に研修で「俳優から見た事例」をお伝えすると、参加者の皆さんには新鮮に受け止めていただけます。

非言語メッセージの受発信を意識した、非言語コミュニケーション研修では、「演劇的手法・インプロ(即興劇)」を通じたワークを楽しみながら、非言語メッセージを受発信することの重要性を学んでいただけます。

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「Don’t Think! FeeL.(考えるな!感じろ)」という有名な映画のセリフをお借りして、私は非言語コミュニケーションのことを、

「フィーリングコミュニケーション」

と呼ぶことも提唱しています。

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合わせて、自己の内面を省みるワークとして「SPトランプ」を使用したペアワークもご好評をいただいております。

SPトランプを使用した研修を行うことにより、「自己理解」「他者理解」、つまり「自分のことを知り、相手のことも知る」ことで、コミュニケーションを円滑に行うことができるようになります。

SPトランプを使用し、「4つのタイプ」分析を行うことで、自分にはどのような傾向があるのか?、また相手のタイプを知ることにより、相手がどのように接してほしいのかを知ることができます。

これも、非言語メッセージの受発信を意識した非言語コミュニケーションを理解する上で、重要な要素になります。

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新人をはじめ部下・後輩が成長してくれれば、自分の仕事を任せられるようになり、さらに大事な仕事に取り組むことができるようになります。

ラーンフォレスト合同会社では、【OJTメンター研修・指導員研修】及び非言語メッセージの受発信を意識した【非言語コミュニケーション研修】を通じて、OJTメンター・指導員育成を支援し、職場の風通しを良くしながら、職場一丸となって会社のミッションに向かって行ける、「皆で教える職場風土」を作るお手伝いをしていきたいと願っています。

ラーンフォレストの仕事の進め方について

まずはお話を聴かせてください。

ホームページやブログ等で興味を持っていただけましたら、お問い合わせフォームからお問い合わせください。

その後、メールや電話でやり取りをさせたいただき、「会って話を聞いてみようかな」と思っていただけましたら、貴社にお伺いして「貴社の状況」や「お考えの研修」についてのインタビューをさせていただきます。

(※zoom等、リモートでも承ります。)

その上で研修のたたき台とお見積もりを提示させていただき、導入の是非をご判断いただきます。

ご興味お持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。