サーバント・リーダーシップ実践講座

真田茂人

 

第1章 新しいタイプのリーダーの台頭

・成功しているスポーツの指導者が発揮しているリーダーシップは、君臨型だけでなく、サーバント・リーダーシップの要素を含んでいることが多い。

 

第2章 なぜ今、サーバント・リーダーシップが注目されるのか

・サーバント・リーダーは自分一人ですべてをやろうとはぜず、メンバーを支援することでメンバー1人1人に当事者となってもらい、一丸となって取り組むことを支援。

 

 

第3章 サーバント・リーダーシップとは何か

・「サーバント・リーダーシップ」は、ロバート・K・グリーンリーフが1970年に提唱した「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである」というリーダーシップ哲学。

・ピーター・ドラッカーは「私が今まであった人物の中で最も賢い人」とグリーンリーフを評す。

・サーバント・リーダーは単に「人に親切にする優しい人」と誤解されることもあるが、あくまでもリーダー。

・サーバント・リーダーの二つの要素。1.大義のある理想やビジョンを描き、2.それを実現するために人を巻き込み、その人たちが活躍できるように奉仕すること。

 

第5章 サーバント・リーダーシップの要件

・サーバント・リーダーシップは手法ではなく哲学。「リーダーである人は、相手に奉仕するものである」という点さえ外さなければ、人それぞれの解釈で構わない。

・良き社会とは、より実力のある者がそうでない者に対して貢献したときに築かれるという認識。

・君臨型リーダーは、悪化すると「傲慢なリーダー」になる危険性。

 

第7章 サーバント・リーダーシップの要素と効用

・①(ミッション・ビジョン・コアバリューを遂行してくれる)メンバーに奉仕する

・②大義のあるミッション・ビジョン・コアバリューを示す

 

 

第8章 日本企業の問題を救うサーバント・リーダーシップ

・情けは人の為ならず。(中略)二宮尊徳が唱えた「盥の水の原理」。

・「互恵関係の社会」においては「究極の利己は利他」。(中略)多くのことが他人の力を借りないとできず、他人の力を借りるには他人に奉仕することが必要になる。

・人間は「利己」であるが故に「利他」であり、「そもそもサーバント」「まず奉仕したい」と考える存在。

○自分が幸せになるために、人に優しくする。分かりやすくて良いと思います。

 

第9章 サーバント・リーダーへの道

・選択心理学の提唱者ウィリアム・グラッサーによると、「感情」は「行為」によって変わる。「愛するという感情」になっていなくても、人を愛する時にする「行為」を行うと、自然と「愛するという感情」が起きてくる。

囚人の再犯率を下げるプログラム。捨て犬や虐待された犬を面倒を3か月間見る。行為を繰り返すと愛情が芽生えてくる。

・本当はメンバーへの愛情がさほどなくても、リーダーがメンバーに積極的に声を掛け、メンバーの話を傾聴することは同じ効果を生む。

○行動から心が生まれる。「心は初めからなかった。「初めに言葉ありき」という聖書の文言はあてはまらない。初めに有機体があり、そこに動きが生じ、動きから心は生まれてきた。」ー身体心理学より。

 

・NOと言える人を側におく。

○リンカーンは競争相手を積極的に登用、ブッシュは自分と似た視点と資質を持つ人間を重用。スタッフの能動性に差。

・現場に出ること。自分が経験したことと、今現場で起きていることは全く違うかもしれない。

・名古屋工業大学大学院の小田亮教授によると、人の利他性は、外から見える自分を意識する(噂など)「公的自意識」の強さとは関連がないが、自分がどんな人間か、何がしたいのか、内省が多いなどの「私的自意識」の強さと関連。

○確かに人の目は気になりますが、善行をする時は内なる自分と話すことがあるかもしれません。

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