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精神と自然―生きた世界の認識論ー

グレゴリー・ベイトソン

 

Ⅱ 学校の生徒もみんな知っておる

・科学は前提の上に立脚。現在の前提を問い、非ならば破棄して新しい前提を造ることが科学的思考の目標。

・ダーウィンが進化論を出さなかったとしても、以後5年のうちに誰かが似たような理論を出した、というマルクス哲学の歴史理論。鎖を引っ張れば、どこか一番弱いつなぎ目から切れるのと同じで、ある一定の社会的な力が働くとき、ある趨勢の口火を切る個人が現れるが、それが誰であるかは重要ではない・・・というのはナンセンス。誰が核になるかわからないということが、歴史の未来を予測不可能なものにしている。

○誰がやるかによって進化や変革のスピードが変わるのかも。

 

Ⅳ 精神を定義する

・近くは恐らく常に部分の知覚。部分を知覚してそこから全体を推測(一本の木が立っているのを見て、地面の下に根があることを推測)。後に他の部分が提示されるに及び、その推測が確証されたり崩されたりする。すべてその繰り返し。

・人間は自分たちの論理が絶対であることを望み、絶対性を前提として行動し、その絶対性を脅かすような現実をちょっとでも垣間見るとパニックに陥る。

○柔軟性を持つこと。

 

Ⅴ 世界の区切りを動かす

・ある記述における抽象的要素を横へ横へ広げていくことをアブダクションと呼ぶ。

・アブダクションを行うことのできない世界では思考は全く停止してしまう他はない。(中略)我々の認識論が少しでも変化するとき、我々のアブダクション・システム全体が変化せずにはいられないし、その時思考を不可能にする混沌の脅威を乗り越えなければならない。

○発想法。

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