読書会に招待していただきました。
先日、とある読書会に招いていただきました。
「社内の若手に本に親しんでほしい」
という思いで、定期的に開催しているとの思いに共感。部署横断のいわゆる「越境学習」のようでした。差し障りのない範囲で備忘録として記しておきます。
===主催者のイントロダクション===
・皆さんに、ムダに人生を70才まで過ごしてほしくない。
・楽しく人生を過ごすために、本を読んで欲しい。
===発表===
9人の参加者のうち、4名発表を踏まえてディスカッション。
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Hさん
「頭が良くなる!要約力」齋藤孝
・情報大量なら、要約を。相手が幸せに。生産性向上、コミュ力向上。オジサンは自慢話をし過ぎ。
・鍛えるために、30秒で新書紹介。4コマの要約。和歌、俳句を書いてみる。和歌が上手い人はモテた。
・思い切ってそぎ落とす。
===意見交換===
○業務日報に無駄なことを書いていたかも。
○スライド発表、修論。まとまってないと密度が濃くなってしまう。発表練習しながら削いでいく。要約力が磨かれていく。
○学生時代に言われたこと。最初は起承転結を書きなさい、論文の前に。じゃないと何も進まないぞ、と。面白い授業だった。
○役員に報告する機会、文字ばっかりの資料、言いっぱなしに。聴く人の気持ちならないと。
○省いたところがもったいないかなと思っていたけど、今思うと、それが良かったかな、と。
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Iさん
「AIの壁」養老孟子
・対談形式は好きではないが、この本は意見をぶつけ合って、結論づけを意識していないのが良かった。
・AIの専門家はいない。経験に基づいて話しているのが良い。
・詰め込み過ぎなスライド、気を付けないと。
・局所と全体、視野。今のAIでは難しいかも。局所解を出すのが得意。AIの経営判断に従えるか?
・結論もそうだが、プロセスを大事に。
・自然に触れて五感を鍛える。
・毎日考えているかなあ。バカの壁書いた人でしょ、と。それに価値はあるのか。ただの知識。
===意見交換===
○知識を掛け合わせて、発表することが大事。
○AIを使える人は賢い人。扱える人はまだ足りない。仕事を奪う存在ではまだないかも。
○「そもそも俺ら、何をしなきゃいかないんだっけ」と考えないと。
○AIが発達して、人が働かないでもよいなら、それは一つの解。
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Nさん
思考の整理学 外山滋比古
・昔の本だけど、今に通じることが沢山でびっくり。
・印象的なのは、アイデアを寝させる。朝の頭が優秀。専門にすぎると、全てを奪ってしまう。
・アウトプットを大事に。
・時間をかけて良い。
===意見交換===
○寝かせるというけど、朝、見直して良いものを出す人がすぐ近くにいる。違った気分で見つめ直す問い良いのかな。本を読んでみたい
○早く切り上げる勇気も必要かも。
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○私の発表。
やってみたくなるオープンダイアローグ 斎藤環/水谷緑
===ラップアップ===
○面白かった。林さんの発表スタイル。途中で他の人に聞いたり。面白い。次回は試してみたい。
○社会人で本を読む機会が減っている。本を読まれている方の話を聴いて、習慣が大事だなと。世界の動きが感じられる。先輩がこうやって開催してくれているのはありがたい。
○読書好き。小説が多い。ビジネス文書や歴史文書もあまり。手を出さないカテゴリーも読みたいなと。知見を広げたい。
○ジャンルは何でもよい。知見を広げるために良い。
○林さんの瞬間深掘り力。
○家族の話、恥ずかしいと思っていたけど、明るく話せて、無駄じゃなかったな、と。
○他部署の方や先輩と関われればなと参加。本は、まあまあ読むけど、ジャンルは偏る。この会は意味がある。他の本も読みたくなる。発信もしたい。
○刺激が受けられた。本は読むほう。時間がないと言い訳してしまうことも。本を読む先輩は引き出しが多い。どう読んでるの?と聞くと、「時間を作っているから」。忙しいのは分かるけど、この会に集まってくるのはすごい。刺激を受けた。
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