経営者に贈る5つの質問
経営者に贈る5つの質問
P.F.ドラッカー
1.われわれのミッションは何か?
2.われわれの顧客はだれか?
3.顧客にとっての価値は何か?
4.われわれにとっての成果は何か?
5.われわれの計画は何か?
なぜ自己評価が必要なのか
・いかなる組織といえども、顧客に聞かなければ、何を成果とすべきかはわからない。(中略)顧客とは満足させるべき相手である。
・顧客にとっての価値を想像してはならない。必ず顧客自身に聞かなければならない。
〇確認すること。接近戦。
質問1-われわれのミッションは何か?
・何を、なぜ行うかを表すものである。いかに行うかを表すものではない。
・要するに、我々は何をもって覚えられたいか?
〇「あなたは何ができるの?」という問いに簡潔に応えられるように。
質問2ーわれわれの顧客は誰か?
・「われわれの顧客は誰か?」という問いに答えることによって、顧客にとっての価値を知り、組織にとっての成果を知り、行動のための計画を立てることができるようになる。
・「最高の企業は、顧客を創造するだけでなく、ファンを創造する」。
・大事なことは、対象とする顧客を深く喜ばせることである。
・あなたの成功は顧客の満足にどれだけ貢献するかによって決まる。
〇お客様が喜んでくれる=自分の喜びと感じられる幸せ。
質問3-顧客にとっての価値は何か?
・ここで原則は、顧客はみな正しいとすることである。ほとんど例外なく、彼らの行動は合理的である。したがって、答えを想像してはならない。必ず、直接答えを得なければならない。
質問4-われわれにとっての成果は何か?
・成果の大きなところに資源を投入しなければならない。
・最初に行うべきものは廃棄である。廃棄を行うまでは何も行われない。
〇捨てなければ入ってこない。私の芯に刻んであるものの一つです。
質問5-われわれの計画は何か?
・ビジョンが計画に命を与えてくれるのであれば、計画にはビジョンを記しておくべきである。
・成功の追及に勝るものはない。最高の成果を得るのは成功の追及によってである。しかも最高の成果を得ているときにこそ。「さらに目標を引き上げられないか」を考えるべきである。
〇貧すれば鈍するに陥らないために。
・「顧客にとっての価値は何か。最新のスキルは何か。どのように貢献できるか」を考える。
〇お客様のために、を考えられる幸せ。
・「何をもって覚えられたいか?」を問い続けなければならない。これは、自らと自らの組織を生まれ変わらせていくための問いである。なぜならば、それは、自らをなりうるものとして見ることを強制する問いだからである。
〇強制力は「習慣」にすることでしょうか。
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