𠮷野家 もっと挑戦しろ! もっと恥をかけ!

𠮷野家 もっと挑戦しろ! もっと恥をかけ!

安部修仁

第2章 古さと新しさが同居する𠮷野家

・松田瑞穂さんの言葉、”真剣に仕事をやっていると深くなっていくが、間口が狭くなって視野狭窄になりがち。外部の客観的なアドバイザーやら相談者を持っていた方がいいし、外側の世界も勉強した方がいい”

・松田さん。組織論や経営論に至るまで、経営陣が受けるようなセミナーを店長レベルに受けさせていた。(中略)儲かったお金はどんどん人に投資して優秀な人材を育てるのが松田流だった。

・あらゆる種類の店長を経験して、無駄なことは何一つなく、それぞれの経験の尊さを今にして実感。

第3章 革命前夜

・なぜ倒産危機に至ったかを分析した上での結論。(中略)「うまい、安い」を優先する。そして店長を再教育してマネジメント・スキルを上げ、組織を活性化するなど、全面的に本来の𠮷野家に復元することで必ず業績は回復するはず。

・決まるまではさまざまに議論するが、いったん決まったことに対しては、皆速やかに実現に向けて一丸となれる。

第5章 消えた牛丼

・一口食べて「𠮷野家の牛丼」だと分かるお客さまがいらっしゃるのが誇り。ここにダメージを与えることは、後々ブランドへの信頼を損なってしまう。今のダメージより未来のダメージの方がリスク。

・(倒産の)底の底にあった原因は、組織が分裂し、一人一人が違う方向を向いてしまったことにある。

・米国産牛肉にこだわったのは、「牛丼を売ればいいのではない。『𠮷野家の牛丼』というブランドを売っているのだ」という信念。

第6章 𠮷野家の「不思議」にお答えします

・(券売機の導入は)有効かもしれないが、それは次の社長の時まで取っといてくれ。俺が社長の間は、合理的ではないが、やりたくないので(空気を大事にしたいので)やらない。

○空気。これを感じるかどうかで何かが決まるのだと思います。すごい!

第7章 𠮷野家のDNA

・比較すべきは、相手の長所と自分の短所。

・一般的に組織は、大きくなればなるほど負の力も増大しがちだが、「𠮷野家は正論が通る会社である」というDNAは、今後も力強く続くものと確信。

・難しいのは、ハードワークや逆境といった環境が、若い人たちには当たり前に存在しないこと。(中略)リーダーを育てるという面では物足りない。極めて困難な状況で思考し、工夫し、乗り越えた経験があるかないかは、いざという時に違う。

○DNA継続のために、微力ながらも研修を通じてお役に立ち続けたいものです。吉野家ホールディングス×比企起業塾「地域課題解決支援リーダーシップ研修」がスタートしました。 

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