二宮尊徳の教え「報徳」とそれを広めた人たち

小関栄

〇報徳博物館にて購入。大日本報徳謝さんで通販を行っているようです。アマゾンでは買えません。

第1章 報徳の考えはどんな過程でできたか

・誠の道として信用を大事にすることをお金の貸し借りに実践させた。〇人の真心を大事にし、思いやりを持つこと(仁)、〇借りたお金は約束通りに必ず返すこと(義)、〇感謝の気持ちを持つこと(礼)、〇お金は有効に使って、返す工夫をすること(智)、〇約束は必ず守ること(信)。

・「荒蕪を開くことは心の田を拓くを先とする」として、荒れた農地を耕す前に働く人のやる気を引き出すことを最優先に。心田開発。

・一円観。視野を広めて大局的に同じ円内に入れてみれば実は相対的なもの。(中略)中間に「我」を置いて相手を見るから隔てて見える。

・己を捨てての見方が「一円観」であり、我という私物で半ばを見るのが「半円観」。

・「余は高尚を尊ばず、卑近を厭わず厭わず。神儒仏三道の正味のみ取り入れたり」。「いずれも世を救い、世のために役立てて、良い社会を作れば何でも取り入れよ」。

〇現世利益は大事。そしてそのための分度でしょうか。

 

第2章 報徳の教え

・人としての誠の道を説く。仁義礼智信の「五常」。仁は、慈悲深いこと。義は、潔白な心、正直なこと。礼は、礼をする、感謝すること。智は、善悪を識別する心、是非を弁えること。神は、言を違えない、約束を守ること。

・農業は輪廻循環の天理に半ば従い、半ば逆らって順逆相俟って成り立つ(二宮先生語録)。(中略)全ての作物には輪廻の理があるのでこれを心得て、人道に勤めること。

・尊徳思想の4つの基本的理念、至誠・勤労・分度・推譲。

 

第3章 報徳の教えを広めた人たち

〇この章は「外伝」とか、スピンオフとして楽しく読みました(笑)。一番の敵、豊田正作さんを引き入れられたのも尊徳さんの器の大きさ。でもその前に行方不明(成田山へ誓願のため)になるくらいの葛藤があったというのもすごい物語。

 

応援クリック、励みになります!

にほんブログ村