組織と人を動かす科学的に正しいホメ方
伊達洋駆/黒住 嶺
第1章 心を動かすホメ方の科学
・行動の価値を伝える際には、組織の目標や価値観との結びつきを示すことも有用。
・ネガティブ・フィードバックを受けた瞬間から、脳はその情報を「軽く」処理し、既存の自己イメージとの結びつきを弱めようとする。記憶としてきちんと保存されず、思い出しにくいという結果に。人間に認知システムに組み込まれた自然な反応。
〇トラウマとはメカニズムが違うんでしょう。
第2章 「何」のためにホメるのか? ー ポジティブ・フィードバックで得られる効果
・他社から評価を受ける際は、それをお世辞として流すのでなく、自己発見の機会として捉えること。
・ホメ言葉は上司との信頼関係も強める。上司が自分の成長を気にかけてくれているという実感は、心理的安全性を高める。
〇新人学び方研修の参加者が、「こんなことも、っていうこともホメてくれて、よく見ててくれるんだな、と思った」と。うれしそうに話していたのが印象的です。あと、よくお菓子をくれる(笑)。
第3章 正しいホメ方① ホメることには工夫が不可欠
・事実に基づいて断定するとよい。
・数値、行動、状況を入れる。
第4章 正しいホメ方② 内容を具体化する
・「行動特定型賞賛(Behabior Specific Praise)」。ただホメるのではなく、どの行動がすぐれていたのかを指摘するホメ方。
・具体的なホメ方は、相手の行動を注意深く「観察」し、何がすぐれているのかを「分析」するという知的作業が求められる。
第5章 正しいホメ方③ 感謝として伝える
・「感謝が別の人への協力行動にまで波及する」という研究結果。
・「うれしい」といった喜びの表現を目撃した場合と比べて、「ありがとう」という感謝の言葉を目にした場合の方が、その場面に登場した人々への評価が高まる。
・他者との関係において、互いの貢献が等価であることを重視する「衡平理論」。
〇さらに進んだのが「ギバー」で、一番成功していると。まだまだマッチャーだな…。→GIVE &TAKE
・感謝の言葉は、支援という目に見えない「借り」に対して、言葉で「返す」ことができる社会的な返済手段として機能。
第6章 正しいホメ方④ 「割合」に注意する
・小さな進歩に着目してホメることは、単なる声掛けでなく、相手の自己効力感に直接働きかけ、次の挑戦への意欲を引き出すためのエビデンスに基づく介入。
第7章 相手と状況で変わるホメ方の方程式
・「なぜか?」を検討することで、その人の大切にしている「価値観」も見えてくる。
・どのようなフィードバックであっても、個人攻撃と受け止めるのではなく、成長の機会と捉えなおす。
〇誰か、「愚痴」を吐ける人がいると効果的な気がします。「私、頑張っているでしょ」と。傷のなめ合いだけでは駄目ですが。
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