ビジネスパーソン52の人格 サブ・パーソナリティ

ビジネスパーソン52の人格

八尾 芳樹

○八尾先生の慧眼、ビジネスパーソンとしても尊敬に値します!

第1章 自己理解の2つの視点 パーソナリティとビジネススタイル

・SP(サブ・パーソナリティ)トランプは500名の研修受講者に1人20のサブ・パーソナリティを自由に記述してもらい、合計1万のSPから多くの共通のSP52を選んでカード仕立てにしたもの。

・SPの4つのマークは、アメリカのデービット・メリルとロジャー・リードの提唱した「ソーシャル・スタイル」がもとになっている。ソーシャル・スタイルは社会的行動特性、SPは行動の背景にある心の特性を扱う。

・SPは、自身を客観視している意識の中心である「セルフ(心の中のマネジャー)」に認められることを望んでいる。

第2章 自分のパーソナリティ(心の特性)の理解 自分の持ち札を知る

・日本人のパーソナルSPの40%はダイヤ。他者や仲間からの需要や所属欲求が強い傾向。

第3章 強大なSPを知る 知っておきたい3種類の持ち札

・ドライブSP、ギルティSP、リバースSP。

第4章 自分のビジネススタイル(行動特性)の理解

・ビジネススタイルの拡大の効果的方法は、各SP特性の背景にある基本的欲求を満たすために、他のビジネススタイルを手段として活用すること。

○嫌々やるのではなく、自分を前に進める上で活用。己を知って上手くコントロールする。

第5章 各種スタイルの理解

・イタリアの精神科医、ロベルト・アサジョーリは、意志発揮の側面には、強い意志以外に、知恵を伴った巧みな意志、愛を伴った善い意志の3つの側面があると述べている。

・他のビジネススタイルから新たな行動を取り入れるのに効果的な方法は、対角にあるSP特性のマネジメントスタイルから1つ選ぶやり方。

第6章 セルフ・エンパワーメント 人間力を高める

・ロベルト・アサジョーリは、セルフ(自我)とSPの関係を指揮者と楽団員の関係で説明。本書では、心のチームマネジメント(マネジャーとメンバー)の関係で説明。

・アメリカの心理学者であるロイ・バウマイスターは、「意志は筋肉のように鍛えることもできるが、活用し続ければ筋肉疲労を起こす」と意志筋肉疲労説を唱えている。

○面白いです。付け加えると「筋肉の退化」も?

第7章 日本人(社会人)のサブ・パーソナリティのデータ

・ドライブSPのデータ。社会人になっての形成割合は職種によって差。日常、顧客と接する機会が多い職種の方が新たなドライブSPを形成。ギルティSPも同様の傾向。

○対人関係も数稽古が必要なのかもしれません。

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