新1分間リーダーシップ

ケン・ブランチャード／パトリシア・ジガーミ／ドリア・ジガーミ

 

第3章　リーダーの3つのスキル ー 目標設定

・状況対応型リーダーの3つのスキル、「目標設定」「診断」「マッチング」。

・SMART。Specific（具体的）、Motivating （動機付け）、Attaonable（達成可能）、Relevant（関連性）、Trackable（追跡可能）。まずSとTを決め、その後に残りの3つを使い、SMARTになっているか確かめる。

 

第4章　人々をたえず成長させるために － 診断スキルとマッチング

・4つのリーダーシップスタイル、「指示型」「コーチ型」「支援型」「委任型」。指示型行動と支援型行動の組み合わせ。それぞれのキーワード、指示型行動は「決定」「指導」「観察」「頻繁なフィードバック」、支援型行動は「傾聴」「介入」「促進」「激励」。

・ほんの一瞬でいいから、立ち止まって部下が何を必要としているかを見定めようとしないリーダーがほとんど。「ペースを下げて、冷静になればなるほど、ペースは上がる。

 

第5章　同じ人にも状況によって違うやり方を

・同じ人間であっても、ある時点で正しかったリーダーシップスタイルが時と共に適合しなくなる。（中略）どの発達レベルにどのスタイルがふさわしいかを考える時は、部下がその時点で独力でできないことをやってあげるということ。

〇スキャフォルディングはまさにこれ。発達の最近接領域（Zone of proximal development）で、ちょい手出しで助けてあげることができたらよいですね。

 

訳者あとがき

・SMARTでは、測定可能（Measurable）が動機付け（Motivating）に変更。測定の要素は「追跡可能性（Trackable）に引き継がれた。

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