ディズニーとチャップリン

大野裕之

 

第1章 チャーリーとウォルト

・チャールズもウォルトも、ビジネスマンの兄の存在なしにアーティストとして成功することはありえなかった。

・どうやらエンターティナーたちが自らの才能を試す最初の劇場は、学校の教室らしい。

○小学校の給食を誰よりも早く詰め込んで、皆の前でドリフターズの「ジャンケンコント」をやった思い出。ある意味ディナーショー(笑)

 

第2章 キャラクターの権利の発明者チャップリン

・チャップリンのお馴染みの扮装のモノマネが減って言った理由は、偽物たちが扮装はマネできても、放浪紳士のキャラクターの性格付けや作品の内容まではマネできないという理由。チャップリン専門映画館が偽チャップリンの作品に変えた所観客動員が激減、すぐ元に。

・偽チャップリン訴訟は「キャラクターの権利」という新しい権利を確立した画期的な裁判に。

・チャップリンは、納得のいく作品を世に出す「芸術的自由」、資金的に他に依存しない「経済的自立」、作品やキャラクターにまつわる「法的権利」を獲得。集団で作り上げる映画においてこの3つを自らのものにしたのは初めて。

 

第3章 ミッキーマウスの誕生 モデルはチャップリン

・ミッキーマウスのキャラクター(個性)は、ディズニーしか生み得なかったもの。ディズニー自身であり、憧れてやまなかったチャップリンそのもの。

 

第4章 放浪紳士チャーリーとミッキーマウス

・アニメーターの教育システムを確立したことは、ディズニーが行った重要な業績の一つ。

 

第5章 二人の別れ

・旧社屋では社員たちが一堂に会して制作していたが、新社屋はワークフローの順番に合わせて(中略)上から下に流れるように無駄なく配置。そのため部門を超えた交流がなくなり、スタジオから活気が失われ、新しいアイディアが生まれにくくなった。

 

第6章 二人の巨人のレガシー

・ディズニーランドは、自身が幼少期に見ていた若き日のアメリカ合衆国の姿、そして世界の未来からなる理想の過去の再現と未来の表現。(中略)高い塀で敷地を囲み「今日」から隔離された理想のランド(世界)を作った。

・チャップリンはアメリカの理想の体現者。移民として夢を抱いて渡米し、自らの才能で未来を切り拓き、大成功を収めたというアメリカン・ドリームの象徴。

・チャップリンとディズニーはアメリカの理想の体現者の表裏では。

夕学五十講「ディズニーとチャップリンの文化経済史」に参加してきました。

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