大局観

羽生善治

 

第1章 大局観

・複数の選択肢をシュミレーションして、どちらもうまくいきそうにない場合、最後に思い付いた別の選択肢がやけにうまくいきそうに見える時は、苦しんでいる状況から早く抜け出したいと信協から来る錯覚なことが多いので、いつも以上に注意深く時間をかけて確認するように心がける。

・自分が選ばなかった膨大な量の選択肢のほとんどは「選ばなくてよかった選択肢」のはず。

 

第2章 練習と集中力

・目標を設定るする基準のキーワードは「ブレイクスルー」。まだ届いていない領域を目指すこと、もう少し頑張れば今までと異なる景色が見える”次なるステージ”を目標とすること。

○ストレッチゾーン。

・物事を言語化して説明で出来るようになるためには、対象に関するより深い理解と洞察が必要。そのためにも練習は大切。

・信念を貫き、楽な道を選ばないことが、自分のスタイルを崩さないための数少ない方法の一つ。

 

第3章 負けること

・「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」の言葉通り、負けには必然性があるから何かを改善しなければならない。

・情報化社会を上手に生きていく方法は、供給サイドに軸足を置くこと。

・情報や知識はしばしば創造に干渉する。先入観や思い込みを作り、アイデアが浮かばなくなってしまう。

○このバランスを取るのが肝なんですね。

・経験を積む以外の直観を磨く方法は、自分のとった行動や選択をきちんと冷静に検証すること。

 

第4章 運・不運の捉え方

・「惜福」とは、幸運が来たならそれを全て使い切らず、次に残していくような行動。

・手塚治虫さんの言葉、「どんなジャンルでも一流の作品に触れなさい」。

 

第5章 理論・セオリー・感情

・プロになる前は「いつか名人を目指したい」と考える人が多いが、実際にプロになると中々そう言うところまで目がいかなくなる。富士山を眺めていると山頂が見えるのに、登り始めると見えなくなることと似ている。

・大山十五世名人は、相手の心理を観察することに非常に長けており、相手のミスを誘発するのであれば、自分が悪手を指すことも全く躊躇しなかった。

 

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