アライアンス

リード・ホフマン

 

まえがき

・会社と個人の間に、フラットで互恵的な信頼に基づく「パートナーシップ」の関係を築こうというのが本書の主張。それが「アライアンス」。

 

1 ネットワーク時代の新しい雇用

・忠誠心を得られない企業は、長期的思考が出来ず、将来に向けた「明日のチャンスと技術」に投資しない企業は、すでに死に向かっている企業。

・「家族」から「チーム」へ。我々は家族、と言ったその口でレイオフ。ビジネスは家族と言うよりもはるかにスポーツチームに似ている。

・企業にとって一番大事な社員の能力は、起業家のように考え、動く力。

・ピクサーのジョン・ラセター。ディズニーをクビになって23年後に復帰。ディズニーにいたままでも喜んで事業を育てただろうに、当時の幹部はコモディティの如く扱ったおかげでチャンスを逃した。

○これ、結果論かもしれませんが、結構痛快な話です。

・アライアンスは、社員の適応力と熟練度を増す事で彼らの価値を高め、マネジャーには、直属の部下をより上手に使いこなすツールと道標を与え、会社には、起業家タイプの社員を効果的に活用し、会社にいようと思い続けてもらう方法を示す。

 

2 コミットメント期間を設定しよう

・コミットメント期間の3つのタイプ。ローテーション型、変革型、基盤型。

 

3 コミットメント期間で大切なもの

・人の価値観をハッキリさせる方法。尊敬する人物を三人書き出してもらう⇒各人の尊敬できる点を三つ書き出してもらう⇒3×3=9つを1から9までランク付けしてもらう。価値観リストの完成。

・心理学者、アーサーアーロンの実験。心奥の感情と信念を打ち明けてもらうと、通常長期間かけて形成される信頼感と親しみが、わずか1時間で生まれる事があると判明。実際の場面では、先に自分からさらけ出すことが必要。

 

4 変革型コミットメント期間を導入する

・「大文字の変革(Transformation)」と「小文字の変革(transformation)」と区別。

○小さなことからコツコツと。

 

5 社員にネットワーク情報収集力を求める

・情報源として社内の頭脳だけに頼るだけではなく、社外に存在する優れた頭脳を活用。

・高度にネットワーク化された時代においては「何を読んできたか」よりも「誰を知っているか」の方が価値あることが多い。

・「イノベーションは異なる分野や文化の交わる交差点から生まれる」とフランス・ヨハンソンは主張。大半のイノベーションは、すでにある技術や手法を新たな分野に持ち込むことで成立。

 

6 ネットワーク情報収集力を育てるには

・チームメンバー全員に、最も頭が良い知り合いを3人づつ挙げてもらう。(中略)自分が名前を挙げた相手に講師役やコンサル役を依頼する事になれば、貴重な知人との関係を強化できるメリット。

 

7 会社は「卒業生」ネットワークをつくろう

 

8 「卒業生」ネットワークを活かすには

・退職の際の話し合いでは、上司として複雑な感情がこみ上げる事もあるが、機会を前向きのチャンスと捉えるべき。終身雇用は消えゆくが「終身関係」はこれから世に広がる。

 

 

 

 

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