経営理論をガチであてはめてみたら自分のちょっとした努力って間違ってなかった

経営理論をガチであてはめてみたら自分のちょっとした努力って間違ってなかった 

入山章栄

第5話 思考の整理は誰かと共に

・言語化とは「暗黙知を形式知に変える」」こと。

・自分のやりたいことを既存の言葉で表現できないことは意外と多いので、積極的に「新しい名前」を作った方が自分の暗黙の感覚にはまりやすい。

第7話 決意はダイエットの敵?

・「経路依存性」。普段どんな行動をとるかは複数の条件がかみ合った関係性で決まる。

第9話 常識の原材料はまぼろし

・「常識」とは人の思考を停止させる危険な言葉であり、幻想でもある。

・変化の激し時代は「常識」と言われるものは「そこでしか通用しないのでは?」と疑ってみることが大事。自分の頭で一つひとつのことを判断する時代。

第12話 退職前の辞めない選択肢

・副業による学習効果。スキルも上げられ人脈も先に作れて、様々な形で独立・起業の「不確実性」を下げられる。ハイブリッド起業の方が成功率が高いという研究結果も。

第14話 泣いちゃうけどリーダー

・ありのままの自分をさらけ出せる「オーセンティック・リーダー」が活躍する時代に。

第15話 弱いつながりにある強さ

・これからのリーダーはイノベーションを生むためにそれぞれの部下が「弱いつながり」を広げられるようにサポートすることが大切と同時に、今必要かどうかわからない意見でも気軽に言える心理的安全性を確保すること。

第17話 組織を動かす小さな一歩

・「アントレプレナー」は会社を立ち上げる人だけの言葉ではなく、「創造的な破壊」を起こす人全体を指す。インスティテューショナル・アントレプレナー(制度起業家)は「既存の常識を破って新たな常識を打ち立て、周囲を巻き込むムーブメントを起こす人」。

・インスティテューショナル・アントレプレナーは新しい研究分野。現場に近い人が常識を改革するには、コツコツと時間をかけて周囲を巻き込むべきという研究結果が。

経営学者のつけたし解説

その1 リモートだからこそ、あえて雑談しよう

・多くの経営学の研究では「感情の情報は遠くまで伝わりにくい」ことを提示。認知情報は文章や話す言葉で伝わるが、感情は表情や声、身振り・手振り、雰囲気などからももたらされるため。

その2 これからも会議を生かすも殺すもファシリテーション次第

・心理的安全性を高めるファシリテーターのお手本はアメトーーク!のMC、蛍原徹さん。帆とちゃん自身はほとんど喋っていないのに、トークはどんどん盛り上がっていく。彼がひたすら話し手に共感し、相づちを打ちまくるから。

その3 副業で”1人ダイバーシティ”を目指そう

・「一人ダイバーシティ」を実現を言い換えると、遠くの新しい知に触れる「知の探索」をやり続けること。認知心理学をベースにした計描くの基本前提は「人はそもそも認知が狭い」ということ。

その6 人付き合い疲れの脱却は、人脈のタイプを見分けることから

・人の認知は狭いから、常に自分の認知を超えるようなサーチ・知の探索がなければ成長しない。一見自分とは畑違いのような人たちと交流するのはとても重要。

その8 人は合理的だからこそサボる。大事なのはシグナリング

・エージェンシー理論が教えてくれるのは「部下は合理的だからこそサボりがちになる」ということ。「目的の不一致」と「情報の非対称性」。

その10 ライバルとの切磋琢磨の時代はもう終わり

・変化の激しい時代、ライバルを意識するほど自分自身がちんまりしてしまう。それよりは将来に実現したい大きな将来像や構想を思い描き、そのために成長すること。

その13 これからのリーダーは女性の方が向いている?

・元ユニリーバ人事担当取締役の島田由香さん。「人事の本質とは何ですか」という学生の質問に、「決まってます、個人対応ですよ」と即答。

その19 「まずは行動、考えるのは後」があなたの未来をつくる

「まず行動しよう」は精神論ではなく、センスメイキング理論で説明できるもの。人は先に行動するからこそ、後で振り返って自分のやることに納得・腹落ちし、さらに行動できる。

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