マインドセット 「やればできる!」の研究

キャロル・S・ドゥエック

 

第1章 マインドセットとは何か

・「硬直マインドセット=fixed mindset」の人は、自分の能力を繰り返し証明せずにはいられない。「しなやかマインドセット=growth mindset」の根底にあるのは、人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるという信念。

 

第2章 マインドセットでここまで違う

・社会学者ベンジャミン・バーバーは「私は人間を弱者と強者、成功者と失敗者とには分けない。学ぶ人と学ばない人に分ける」。

・自分が賢いと感じる時。即座に完璧にできた時(硬直マインドセットの人の答え)ではなく、時間をかけて何かを習得している時、困難に立ち向かいながら前進している時に感じるのがしなやかマインドセット。

・能力を伸ばせると信じている分野の能力は、実際に伸びていくという研究知見。

 

第3章 能力と実績のウソホント

・思春期初期の子供たち数百人を対象に行った知能検査を用いた実験。能力をほめると生徒の知能が下がり、努力をほめると生徒の知能が上がった。

 

第4章 スポーツ~チャンピオンのマインドセット

・真のスター選手は、試合後にインタビューを受けると、自分をチームの一員として「ぼくらは」「わたしたちは」と語り始めるが、そうでない選手は「ぼくは」「わたしは」と言い、(チームメイトのことを)自分の偉大さの恩恵に浴している人達のように語る。

○謙虚さが無い、と。

 

第5章 ビジネス~マインドセットとリーダーシップ

・リーダーとは、組織への忠誠をうんぬんする人ではなく、目的地への旅ー人々が力を合わせて学びながら進む、喜びに満ちた旅ーについて語れる人である~ウォーレン・ベニス(リーダーシップ研究の第一人者)~。

 

第6章 つきあい~対人関係のマインドセット

・人間関係は、育む努力をしない限りダメになる一方で、決して良くなりはしない。

・解決すべき問題があるという事は、少なくとも、関係を修復するチャンスはまだ残っているということ。

 

第7章 教育~マインドセットを培う

・子供の研究に生涯をささげたハイム・ギノットは「ほめる時は、子ども自身の特性ではなく、努力して成し遂げたことをほめるべきだ」という結論に達している。

・親も教師も、人間を育てるという任務を負っており、その使命は代々受け継がれてゆく。

 

第8章 マインドセットをしなやかにしよう

・「あなたは自分の脳の世話係なのよ。正しい使い方をすれば、脳の成長を助けてやることができるわ」。

○脳の世話係!このメタファーはとても勇気づけられますね。ペットと共に成長していく(笑)。良いと思います。

 

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