板橋区の起業家インタビュー、第15回目は「黒船イノベーションズ株式会社」代表取締役、伊東修平さんにお話を伺いました。第11回目の「三興塗料株式会社」の清水さんから、「色々な会社を作って様々なことにチャレンジしている、奥が深くて面白い経営者です」とご紹介をしていただきました。

伊東さんは、システム開発会社勤務から食品卸売商社を経て、税理士事務所を開業、現在は複数の会社を経営するマルチな起業家です。

インタビューにお伺いした時、最初に目に入ったのは「うずら」でした(本物)!⇦「株式会社ごきっちょー」のうずらさんでしょうか🐤。

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-ホームページを拝見すると、関連会社や、クラウドファンディングの協会など、事業が多岐に渡っています。
 
伊東さん:最初に立ち上げたのは「BR経営コンサルティング」です。2017年に開業しました。
 
-「伊東修平税理士事務所」でもあるんですね。
 
伊東さん:はい。一般的な税理士業務も行っています。ただ、BRを開業する前、知人の会社の立て直しを頼まれた経緯があり、一緒に再建を行いました。開業する前から既にコンサルティング業務をしていたようなものでした。
 
-税理士事務所で経営コンサル業務をやられているんですね。
 
伊東さん:はい。販路開拓や売り上げ増加の手助けをする税理士と言ったところでしょうか。
 
-BR開業の1年後に、黒船イノベーションズを開業したんですね。こちらは、「ITを活用して様々な人のチャレンジを後押し」とホームページにありますね。
 
伊東さん:ITでお客さまのDX支援を行っています。。またBRは経営コンサルとして、創業支援に力を入れています。黒船とBRですが、ITと税務のシナジーを感じているんです。また、相互に送客という側面もあります。
 
 
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-基本的に、社員の方達はリモートなんですね。
 
伊東さん:現在、コロナでリモートが当たり前になってきましたが、2017年開業当時からリモートでのビジネスが基本だったんです。10年前から構想していました。ですから基本はリモートですが、入社後、間もない方には出社も推奨しています。その時は、OJT担当の主任クラスの方にも来てもらいます。
 
伊東さん:成果主義ですから、仕事がスケジュール通りに終われば、自由にしてよいという風にしています。採用の際には、「ずっとうちにいなくてもいいよ」と伝えています。もちろんいてくれたら嬉しいですが(笑)。大手税理士事務所は経験がないと入れないから、うちの経験を糧にして、転職してもいいよと。
 
-リモートとリアルの使い分けは意識していますか。
 
伊東さん:良し悪しはあると思います。新卒や、新人さんにはリアルで伝えた方が良いこともありますから。中途の方は、人にもよりますが、フルリモートでよいならそれでよいと思っています。社員の方のプライベートな人間関係はそれぞれにありますし、会社の仕事は、彼らの人生の一部に付随しているだけですから。実際に、リアルでほとんどあったことがない人もいますが、仕事は問題なく進めてくれています。
 
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-社員教育で心掛けていることは何でしょう。
 
伊東さん:教育で何よりも大事なことは、経験させることです。「やったことないです」と言われたら、「良かったね!」と伝えます(笑)。良い経験が積めるよね、と。もちろん自分をはじめ、周囲がサポートします。先々うちを辞めても、どこに行っても通用するような経験を身につけさせたいんです。どこに行っても恥ずかしくないように。仕事を学ぶとき、やり方(How)だけではなく、なぜそれをやるのか(Why)を考えてほしい。その仕事をやることの意味を深掘りさせる。なぜやるのか、その意味を理解させることが大事です。マナーでも、例えば名刺交換一つとっても、作法をただ学ぶのではなく、「なぜ、そうやるのか」ということを考えながらできるようになってほしいです。
 
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-伊東さんが思う「自律型人材」とはどのようなものでしょう。
 
伊東さん:例えば上長に質問したいことがあった時、何も考えずに質問するのではなく、上長のスケジュールを調べて、都合の良さそうな時に質問をするとか、相手の負担をできるだけ減らすように行動すれば、相手は喜んでくれますよね。「相手にとっての当たり前」のことを当たり前にできるようになってほしいと思っているんです。ただ、当たり前の「what」は人によって違います。相手にとっての当り前を理解する。能力やマインドは人によって違いますから、それを探ることができる人が自律型人材ではないでしょうか。自律型と言っても、好き勝手やっていいわけではありません。目線を相手と合わせることが必要です。
 
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-最後に、これから起業を目指す若者にメッセージをお願いします。
 
伊東さん:起業は「熱意」と「好奇心」が大事です。そこを伸ばしてほしい。とは言え、何でも自分でやろうとしないこと。事業計画や採算もありますが、もちろんそこを理解した上で人に任せることも重要です。
 
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「対話型OJT」を献本させていただきました。
 
 
 
 

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「将来は、事業を譲渡して、大学で学び直すのが夢」と語る伊東さん。伊東さんは、ご自身が「新聞奨学生制度」を利用して資格を取得したこともあり、社会に恩返ししたいという思いもあるそうです。そのため、「黒船育英会制度」をご自身で立ち上げたり、小学生にプログラミングを教えたりと、「若い人が夢を持って暮らせる社会」を目指しているそうです。

(ちなみに、「株式会社ごきっちょー」の代表取締役は現役大学生のお二人。伊東さんは、お二人が働きやすいように「後ろで『下働き』をしています(笑)」と笑顔で語ってくれました)

私も、板橋区の若者のためになにかできることがないか、と考えていきたいと思います。

伊東さん、どうもありがとうございました!

(勇者の剣、最後に気付きました(笑))

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