モモ
モモ
ミヒャエル・エンデ
〇SNSでおすすめされていたので読んでみました。大人が読んでも面白い、ということでしたが、まさしくその通りで、結構泣かされました。
2章 めずらしい性質とめずらしくないけんか
・「話を聞くなんて、誰にだってできるじゃないか」というのは間違い。本当に効くことができる人は滅多にいない。
4章 無口なおじいさんとおしゃべりな若もの
・世の中の不幸というものは全て、皆がやたらと噓をつくことから生まれる、それもわざとついた嘘ばかりではなく、せっかち過ぎたり、正しくものを見極めずにうっかり口にしたりする嘘のせい。
12章 モモ、時間の国につく
・人間は自分の時間をどうするかは自分自身で決めなければならず、時間を盗まれないように守ることも自分でやらなくてはいけない。
訳者のあとがき
・劇場というのは、人間の生の根源的な姿を芝居という形で観客に見せるところ。観客は、芝居という架空の出来事を楽しみながら、そこに示された人間のもう一つの現実を共に生き、感じ、考える。
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