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教師の働き方入門

辻和洋 / 町支大祐

 

序章 「忙しい先生」たちの毎日

・3年前の、荒れていたクラスの教え子たちの同窓会にて。「先生、あの時困らせてごめん。先生の言ってくれていることはわかっていたよ」。教え子の言葉に救われた気がした。

○うちの反抗期の娘たち、いつか聞かせてくれるでしょうか(苦笑)。

・先輩教師に言われた言葉。素敵だなと思える瞬間がひとつでもあったら、99回嫌な事があっても頑張れる仕事だよだと。

・教師の役割は「おでんのからし」のようなもの。

 

第1章 なぜ今働き方を考えるのか

・学校の変革。大学入試を変える方式で高校教育に変革を迫る。いずれ中学校、小学校への変革へと至る。

・8割弱の教員が仕事にやりがいを感じている。

 

第2章 数字で描く教員のリアル

・子どもたちにできるだけだけ時間をかけて向き合う方が教育効果が高まると感じている教員が一定数いる。

・教員として働き始めて最も驚いたことの一つとして「子どもたちと向き合う仕事以外の仕事がかなり多い」ということを挙げる教員が多い。

 

第3章 データから考える働き方改善

・熟達した教師は、単純で一般的な知識ではなく、豊かな即興的思考に基づいて行動することが知られている。

・外科手術の3つのタイプ。キャップ系、カット系、効率化系。

・キャップ系とカット系との組み合わせが鍵。キャップ系のみ行うと、やりがい・ストレス・離職意思は、何もしないよりもかえって悪い値になる。

・漢方治療とは、業務改善や質の向上、時間外労働の削減などを良しとして、積極的に取り組んでいく文化を育んでいくこと。

・他校の実践事例を知ることで、ヒントが得られる可能性。

○文化にしていくこと、同じ立場の他人の話を聞くこと。メンター研修でお伝えしていることと根っこは同じです。

・校長は評価者、副校長は発信者、学年主任はメンバー間のハブ。それぞれの立場から業務の効率化を奨励する雰囲気を作るように行動していくことが、新たな文化につながる。

○一人だけで抱え込まないこと。

 

第5章 対談 ~現場から見た教員の働き方~

・民間企業と違うのは、残業代が無いから(「時間をかけるほどいい」に縛られる先生は)無限になっていく。「俺って献身的に仕事をしてるな~」と気持ち良くなってしまっている。

・(先生たちは)大変真面目。「ふざけて、遊んで、サボること」ができれば楽になるが、皆さぼらない。

・校長が変われば学校が変わる。組織開発におけるコンサルタント。

・学校は何でも引き受けてきた一面が。素人でも運動部の顧問や、保護者同士のSNSトラブルの解決など。

○先日現役の先生を交えた読書会の中で、「(児童の自宅の親から頼まれて)蜂退治をした」とおっしゃった先生がいました(苦笑)。

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