日本心理劇学会第30回大会に参加させていただきました①

先日、標記大会に参加させていただきました。

差し障りの無い範囲で備忘録として記します。

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【大会企画ワークショップ】

<サイコドラマをゆっくり味わう>

講師は防衛医学大学校 佐藤豊先生

・「チッチチー」で気になる人とつながる。

○照れも積もれば快になる。

・エンプティ・チェアー。

○私はリフレクショナーとして参加。

【口頭発表】

①増野式「トーク&シェア」の実践と効果

発表者は、増野式サイコドラマ研究会 井上清子さん

・グループでの1週目は、各自の近況報告や自己紹介、2周目に各自の気になったことをシェア。批判はしない。

・短所として、「覚えていられない」←メモを取るのはOKの場合も。「シェアされない」←ディレクターが丁寧に拾うこと。

=Q&A=

○シェアの短所を取り上げたのは興味深い。

②ウクライナ難民への「増野式サイコドラマ」の実践報告

発表者は、増野式サイコドラマ研究会 都甲絢子さん

・全5回実施。最初は冷たい空気が流れていた。「型にはめてほしくない」「自治体への怒り」など。

・自身の自己開示により、共感してもらえた。

・トーク&シェアは好きなことを話すこと。型はあるが、手段と目的の問題。

・構造化が難しかった→「参加者が楽しめればそれで良い」という増野先生の教え。

=Q&A=

Q.5回は少ないのでは?

A.予算の問題。貴重な意見を上げていきたい。

③地域活動支援センターにおける「増野式サイコドラマ」の効果

発表者は増野式サイコドラマ研究会の河島京美さん

・地域活動支援センターと増野式は特徴があっている。導入しやすいが、ウォーミングアップは必要。

・基本は、「好きなときに出入りできる」だが、続けていくうちにだんだん増えてきた。「居心地がいい」「また来たい」との声、固定化。

・皆が主役になれる場所、傾聴してもらえる、というのが構造化の魅力。

=Q&A=

Q. SST (social skill training)との違いは?

A.構造化の違いと、本人の言葉か、虚構か。いずれにしても「本人のために!」。

【ワークショップ発表】

<”小さな英雄の旅”の物語>

講師は、PALラボ東京&宇都宮 中込ひろみせんせい

Xユーザーの林博之@OJTメンター研修講師。【非言語コミュニケーション】非言語メッセージの受発信を意識するさん: 「日本心理劇学会第30会大会に。「英雄のサイコドラマ」にて、今の自分を見つめ直す良い時間をいただきました。」 / X

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二日目に続きます。

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