悪人列伝 近代篇
悪人列伝 近代篇
海音寺潮五郎
大槻伝蔵
・大名の父子の間柄はおかしなもので、相当な年に成長している世子は父の死を常に願っていたとさえ言える。
・悪口は常に言い続けていれば、その人に対する憎悪が益々募るもの。
○言霊。溜め込むのもよろしくないですが、適度に毒を吐かないと…難しい。
天一坊
・彼は相当美男子で、上品な要望を持っていたに違いない。でなければ、人の信用を買うことができない。
○偏見でもあり、真でもあり・・・
田沼意次
・芸術は、豊富と余裕の中に生ずる遊びであるという・・・
鳥居耀蔵
・改革失敗の原因の根本は、改革の必要を民に納得させる努力をしなかったために、独善的独走となり、民がついて行かなかったこと。
○ビジョンが大事、というのはここかもしれません。
高橋お伝
・人間は皆、心の中に小説家を持っている。特定の場合を除いては、性格に語ろうするより、効果的に語ろうとする。つい創作してしまう。
井上馨
・人間の見識の分かれるところは誠に微妙。同じものを見ても、見る人の立場によって受け取りようが違う。
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