コミュニケーションの大事さを皆分かっていらっしゃいますが・・・
人事の方と話していると、社内でのコミュニケーション不足の話題が良く出てきます。
その中で問題点は、人事の方が思っている
「熱い思い」
に冷めてしまっている方が一定数いるということのようです。
仕事上の付き合いだからそんなにコミュニケーションなんて必要ないという考え方なのでしょうか。
ちょっと古いデータですが、
「社内コミュニケーションはとれているか」
というネットのアンケートでは、
「社内コミュニケーションは概ね取れている」
という回答が45・9%との結果が出ています。
約半数は取れているとありますが、裏を返せば半数は十分とれているとは思っていないという回答なんですね。
とある人事の方から伺った言葉で印象的だったのは、
「コミュニケーションを取れていない、と感じているならまだいいんですよ。
問題なのは、そういうことに醒めてしまっている人なんです。
別にコミュニケーションなんて必要最低限でいいだろって。
そういう人が上司にいる部署は、ちょっと扱いが・・・」
というものでした。
また、
「誰とのコミュニケーションに不足を感じるか 」
というアンケートでは、
「部署を超えた社員間でのコミュニケーション」
という回答が65・3%と最も多かったようです。
前述の人事の方は、なんとかして部署間のコミュニケーションをと思い、自発的に飲み会を開くなどして頑張っていらっしゃいました。
ただ、当然醒めた方は参加しないという・・・
研修を行う立場としては、いわゆるコミュニケーション研修でお手伝いを出来ないかということを考えています。
研修で全て解決するわけではありませんが、キッカケにはなるのではないか、ということでご相談中の案件でした。
コミュニケーション。
公私ともに悩ましい問題です。
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