ユーモアは最強の武器である

ユーモアは最強の武器である

ジェニファー・アーカー / ナオミ・バグドナス

第1章 ユーモアの4つのタイプ

・1日に笑う回数は、23歳ごろから急激に減り始める。

・運動能力と同じくユーモアは鍛えることができる。笑うとランナーズハイに似た効果が。

第2章 ユーモアの脳科学

・ユーモアを使うことによって、発言が興味深く感じられ、相手の記憶に残りやすくなる。

第3章 プロのコメディアンのテクニック

・痛みはコメディの3大材料の一つ。ひどい目に遭ったエピソードを披露すると、脳は悲惨なアクシデントと素っ頓狂で明るい語り口のギャップに夢中に。

○自分じゃなくてよかった、という安全圏からのスリルは快感を覚えますね。

・喜劇とは悲劇に時間を加えたものに等しい。

・「身の回りを見回せば、人生はコメディにあふれている」 ー メル・ブルックス

第4章 ユーモアを仕事に活かす

・コールバックで相手と自分が一緒に笑った瞬間を蘇らせるのは、とりわけ効果を生む。

○天丼。

・楽しい追伸とはウインクのようなもの。親しみを伝え、相手の遊び心を引き出してくれる。

・思いやりを持ってユーモアを使えば、厳しいフィードバックの衝撃を和らげてくれる。

・しょうもないアイデアのブレスト。「ダメなアイデアなんてものはない」と言って皆を安心させるのでなく、「一番くだらない、ぶっ飛んだ、思いつく限りの最悪のアイデアを出して」と。

○心理的安全性にもつながりますね。

・取り組むべき課題を決め、それをジョークのお題として設定したら、チームの全員で付箋にジョークのオチを書く。

○これは面白そうです。

第5章 ユーモアとリーダーシップ

・自分の失敗を明らかにするだけでなく、茶化して見せる。「リーダーたちが弱みを見せれば、笑いものになるどころか、笑いが効果をもたらす。チームに信頼感が生まれるのだ」 ー ダナ・ビルキー・アシェル

・ある研究では、人生の出来事を(悲劇や修羅場としてではなく)喜劇としてとらえる人たちは、心理的なストレスが少なく、エネルギッシュで、果敢で、充実していることが明らかに。

・努力を評価することは重要で、特に、優秀な人材をつなぎ留めておくには、なおさら。ある調査では、離職者の79%は、主な理由は「正当に評価されなかった」こと。

○ダニング=クルーガー効果も含まれているかもしれませんが、努力を認めることは悪いことではありませんよね。温かいまなざしが必要。

第6章 職場で陽気な文化を作る

・陽気なカルチャーの形成に貢献してくれそうな従業員たちは、「扇動者」「カルチャー・キャリア(文化の担い手)」「秘宝」の3つのタイプのどれかに該当。

第7章 ユーモアのグレーゾーンを切り抜ける

・空気を読むというのは、「何を言えば笑わせることができるか」を理解するだけでなく、「聞き手がどう感じるか」を理解するのも重要。

○思いやり。

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