1日36万円のかばん持ち

1日36万円のかばん持ち

小山昇

〇色々な、たくさんの社長の実感は勉強になります。

・地元でいい顔をするのをやめたんです。地元建設業のパイが縮小しだした時期でしたから、小山社長のひと言で、隣の地区から仕事を取ることを決めました。ほかの地区に飛び込んでいくのは、死ぬほど怖い。けれど、小山昇に叱られるほうが何倍も怖い(笑)

・たとえば、1000万円の銀行預金の力は、金利が1%だとすると、年間1万円しかありません。でも、社員教育のパワーは、年間1万円以上です。

・小山社長には、「支店長のお見送りの仕方を見れば、貸したいか、貸したくないか、わかる」と教わりました。

・ほとんどの社長は、人のマネをしたり、「自分の考えを持たず、人の考えに従う」ことを恥ずかしいと考えます。でもそれは、違う。自分の考えどおりにやって失敗するほうがよほど恥ずかしいし、成果が出ている人のマネができないほうが、よほど恥ずかしい。がんばって成果を出せない社長より、「人の言うとおりに実行して、成果を出す社長」のほうが、正しいです。

〇この本に出合えて良かった、と感じる言葉でした。マネがいつか本物になる!

・消費税が上がるまでは、業績のよい会社は、「営業力の強い会社」でしたが、増税後は、「いかに人を大切にしているか」が会社の業績を左右するようになったのです。

・人の採用がままならない以上、「今よりも優秀な人材がほしい」という考えは改めたほうがいい。「今いるメンバー」が最善だと考え、「今いるメンバー」の社員教育をして人材の定着を図るべきです。

・私は、「家庭の平安あってこそ、充実した仕事ができる」と考えています。会社がどれほど儲かっても、社員(社長)の家庭が幸せでなければ意味がない。

・家族仲を健全に保てないと、仕事のパフォーマンスが下がってしまいます。そのためには、家族を犠牲にしないことです。(中略)家族に支えられているからこそ、充実した仕事ができるのです。

〇家族の幸せ!本当にそうですね。

・優秀すぎる社長は、ときに「うちの社員はバカだ」と言いますが、バカな社員を作ったのは、社長自身です。

〇因果応報。全ては自分に返ってくる。肝に銘じないといけませんね。

・1時間で出した結論と、1週間かけて出した結論が同じなら、1週間という時間をムダにしたことになる。

・決定の正しさは、悩んだ時間とは無関係です。長時間悩んでも、正解率は上がりません。社長の決定はスピードが命です。

・お客様が買ってくれれば「正しい」。買ってくれなければ「間違い」です。だから、自分たちの売りたいものを押し付けるのは間違いです。

・中小企業の社長は、弱点克服に躍起になってはいけません。それよりも、「自社の長所を磨く」ことに注力してください。

・私は新卒社員に対しても、「親への感謝を忘れてはいけないよ」と言っています。(中略)感謝の気持ちを、言葉だけではなく「目に見える形で」示すことが大事です。

〇親孝行、しっかりしないと。

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