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前々から気になっていた本です。

「市場に参入するもっとも破壊的な方法は、既存ビジネスが収益源としている商品をタダにすること。すると、その市場の顧客はいっせいに押しかけてくる」

以下、簡単に抜粋して見ます。

直接的内部相互補助
「無料をうたい、最後にはお金を払う」というもの。
健康食品によくある「今ご電話で注文していただければおまけにもう一つプレゼント!」
昔からあるフリーの戦略です。

三者間市場
消費者・製造者の間に第三者である広告主が介入。
テレビのCM、Webサイトなど。
広告主の企業が払っている広告料は、その企業の商品の値段に付加されている。

フリーミアム
著者の造語。
全体の消費者のうち数%~十数%を占める有料会員に、無料会員の分まで費用を負担してもらうというもの。
ユーザー一人に新たにサービスを提供するための費用、すなわち限界費用がゼロに近くなったからできたモデル。
SNSのゲームなどの課金制がこれに当たるでしょうか。

著者によると、全体のユーザー数のうち約10%が有料会員、というのが一番健全なフリーミアムのあり方だということです。

非貨幣市場
ウィキペディアやブログなど。
お金を得たいのではなく、承認欲求を元に活動しているのでしょうか。

一番おもしろかったのは、グーグルの件。
無料の力をとことん見せつけるモデルとしての
「グーグル」
フリー、無料にすることによって得られる知名度や人気により収益につなげるというのは昔からあること。
人が集まる所にお金も集まる、というのは普遍的なものなのでしょう。
人気ブロガーに企業が広告を載せるというのもそうですね。

著者は、ワイアードという雑誌の編集長という立場から、フリーの真髄をのべています。
有料の紙媒体の編集長が無料の本質をつく、というのが面白いですね。

やはり、インターネットの普及がフリーを発展させたことを考えると、今更ながらWEBを使ったビジネスを考えていかなくてはいけないのでしょう。

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