アルバイトの不満

店長とアルバイトは、当然の事ながら「上下関係」があります。

店長はアルバイトに仕事を命令しなければいけませんが、命じ方が大事です。

高圧的な態度で命ずると、従業員も人間ですから腹も立ちます。

命じた仕事を気持よく行ってもらうためには、相手を思いやりながら命じることです。

また、ただ命じるのではなく、その仕事の意味をはっきりと説明し、アルバイトに理解してもらった上で仕事をしてもらうことが重要です。

それでも、アルバイトの不満というのは少しずつたまってしまうのは仕方のないこと。

なぜなら、店長とアルバイトの会社に対する「思いの重さ」は違うからです。

その「思いの重さ」を少しでも店長であるあなたに近づけて貰う方法はズバリ「お金」です。
 

身も蓋もない、と思わないで下さい。

あなたが雇われの身だった頃のことを思い出せばわかると思います。

アルバイトは、定期的に昇給しないと不満はたまる一方です。

ですが、定期的に昇給することで不満は少なからず相殺されます。

定期昇給が無理でも、ボーナスなどの一時金を支給するなどの対応が必要です。

(ただし、昇給の幅はよく吟味して、上げ過ぎには注意が必要です。また、昇給の話はあなたが従業員の昇給に携われる立場にいることも必要ですが・・・)
 

アルバイトの不満を解消するもう一つの方法は、

「よく会話をすること」
 

実はこれが一番大事なことなのです。

一緒に御飯を食べて、他愛のない雑談をするだけでもお互いの気持がわかりやすくなります。

アルバイトの不満がたまる一番の要因は、コミュニケーション不足だからです。
 

「アルバイトの不満を解消するのはお金」と言いましたが、その理由をよく考えなければいけません。

会社の売上が上がっていなければ昇給はできませんよね。

会社の売上が上がっているかどうかは、実際に働いているアルバイトは肌で感じています。

要は、仕事の達成に応じてアルバイトに還元すれば良いだけのことなのです。
 

ただ、そうは言っても、簡単に昇給は・・・という会社側の心情もわかります。

ですが、長い目で見ればアルバイトの不満を解消すれば先々何倍にもなって会社の利益として還ってくるはずです。

アルバイトは会社の財産です。

アルバイトへの利益の還元は、先行投資のつもりで行ってくれる会社が理想です。
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