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先日、ネットで見た記事で、妙に関心した記事がありました。
お笑いコンビのハリセンボンの春菜さん←「角野卓造じゃねーよ!!」
で人気の芸人さんです。
その記事を引用させて頂きます。

<角野さんの方から手を差し出してく握手をしてくださったんです。こちらとしては、てっきり怒られるとばかり思っていたので、まさかの行動に一瞬ポカンとしてしまったんですけど、すぐに我に返って「すみません…」と謝ったら、「とんでもない、どんどんモノマネしてね」と。
ここでは多少、冷静に戻っていたので「いや、別にモノマネをしているわけじゃないんだけどな…」とは思いつつも(笑)、あの時のありがたさ、うれしさは忘れられません。
ありとあらゆる心配や不安が、その握手で一気に吹き飛んだというか。
「やってもいいんだ…」と。
この感覚を得られたのが自分の中ではとても大きなことでした>

角野卓造さんを店長、春菜さんを新人アルバイトさん、と置き換えてみると、非常に素敵な指導方法だな、と。
「このやり方で間違ってないかな・・・」
と不安を持ちながら仕事を続けていた中で、店長が、
「うん、そのやり方、良いよ!続けて頑張ってね」
とアルバイトさんの仕事を認めてあげた、というように置き換えることができると思います。

角野さんは、春菜さんを
承認
することによって、春菜さんの
承認欲求
を満たしてあげました。
そのおかげで、春菜さんは
自己効力感」(自分はできるんだ!という気持ち)
を得られたということですね。

自己効力感は、カナダ人の心理学者アルバート・バンデューラによって提唱されたものです。

<遂行行動の達成
自分が成功体験や達成感を感じること。最も自己効力感を定着させるといわれています。

<代理的経験>
他者が達成している様子を観察することによって、自分にもできそうだと感じること。

<言語的説得>
自分に能力があることや、達成の可能があることを言語で繰り返し説得されること。自分が信頼・尊敬している人に評価されるとさらに強化されます。ですが言語的説得のみによる自己効力感は消失しやすいと言われています。

<情動的喚起>
酒などの薬物やその他の要因について気分が高揚すること。また、胸がドキドキして緊張しすぎたり、逆にリラックスしていたりと、自分の生理状態を自覚すること。このような生理的な反応の変化を体験してみることで自己効力感を感じます。ですが、一時的な感覚はすぐに消失してしまいます。

春菜さんと角野さんの場合は、ここで言う<言語的説得>に当たります。
「言語的説得のみによる自己効力感は消失しやすい」
のですが、この時、
「角野卓造じゃねーよ!!」
で成功体験を感じていたので、自己効力感が強化されたと言えますね。

新人さんに限らず、アルバイトさんの良い所をほめて自己効力感を高めることが大事なんだな、という良い例だと思い、書きとめてみました。


<私の恩人>「ハリセンボン」春菜、角野卓造さんから感謝の握手された!